認知行動療法によるパニック障害の解決 80

ある女子高校生は喉が突然絞まってしまうというイメージにより、パニック障害の呼吸困難に陥りました。その思い込みの誤りを明らかにして、正すために「呼吸困難に対するリハーサル法」を用いたのです。それは高校生が呼吸困難に陥ったと感じられたときに、三つのリハーサルを行うものでした。

その呼吸困難に対するリハーサル法は、結果的には当然のことを確認するものでした。高校生はその当然のことが分からないから、苦しんでいたのです。

次回に、さらに述べます。