2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

認知行動療法によるパニック障害の解決 13

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。 心臓発作のこころのメカニズムは、次のように考えられます。否定的な思考→不安を生む→不安に支配されてしまう先ず「否定的な思考」により不安を生み、さらに生理的な変化を起こしま…

認知行動療法によるパニック障害の解決 12

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。心臓発作のこころのメカニズムは、次のように考えられます。否定的な思考→不安を生む→不安に支配されてしまうこの「否定的な思考」は、自分は心臓発作かもしれないと否定的に考えて…

認知行動療法によるパニック障害の解決 11

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。パニック障害の心臓発作に対する恐怖を有する人のこころのメカニズムは、次のように考えられます。否定的な思考→不安を生む→不安に支配されてしまうこの「否定的な思考」は、自分は…

認知行動療法によるパニック障害の解決 10

ある男性は不安感に支配され、パニック障害の心臓発作に対する恐怖に陥りました。 そのメカニズムは、次のように考えられます。否定的な思考→不安を生む→不安に支配されてしまうこの「否定的な思考」は詳細には、次のように考えられます。胸が締め付けられる…

認知行動療法によるパニック障害の解決 9

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。ある男性は不安感に支配され、パニック障害の心臓発作に対する恐怖に陥りました。そしてその原因は、その人の否定的な思考にあります。それは次のように、考えられます。否定的な思…

認知行動療法によるパニック障害の解決 8

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。ある男性は入浴のために浴室に入ろうとしたときに、胸が締めつけられたことが、その始まりでした。それから数日後、家族と都会の駅ビルの中を歩いていたとき急に、気持ちがとても落…

認知行動療法によるパニック障害の解決 7

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。ある男性は入浴のために浴室に入ろうとしたときに、胸が締めつけられたことが、パニック障害の心臓発作に対する恐怖の始まりでした。それから数日後の日曜日に、家族と都会の駅ビル…

認知行動療法によるパニック障害の解決 6

今日も、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。ある男性は入浴のために浴室に入ろうとしたときに、胸が締めつけられました。しかし救急車に乗り、病院へ着く前にはその苦しみは終わっていました。それから数日後の日曜日に、家族…

認知行動療法によるパニック障害の解決 5

今日から、ノイローゼのパニック障害の人の心臓発作に対する恐怖を述べます。ある男性は入浴のために浴室に入ろうとしたときに、胸が締めつけられました。 その苦しみに耐え切れずに、家族に救急車を呼ぶように言いました。 もう死ぬかと、その人は考えまし…

認知行動療法によるパニック障害の解決 4

パニック障害の人は怒りと願望を自分自身に対して必要以上に否定しようとします。この必要以上の自己否定は、こころが鎧をつけた状態です。それが、パニック障害の原因です。こころが鎧をつけなければいけない理由は、周囲に対する必要以上の配慮の場合があ…

認知行動療法によるパニック障害の解決 3

パニック障害の人は怒りと願望を自分自身に対して必要以上に否定しようとします。この必要以上の自己否定は、こころが鎧をつけることにたとえられます。そしてそれが、パニック障害の原因です。なぜそのようにこころが鎧を、つけなければいけないのでしょう…

認知行動療法によるパニック障害の解決 2

パニック障害の人はパニック発作のときに、間違えた認知に拘束されて、自分を客観化できなくなってしまいます。そしてその間違えた認知の根本には、こころの葛藤があります。その葛藤に対して逃げないで向き合えれば、パニック障害は克服されます。多くの場…

認知行動療法によるパニック障害の解決 1

パニック障害の人はパニック発作のときに「発作に支配されてしまうに違いない」、あるいは「気を失う」という認知に拘束され不安に巻き込まれ、自分を客観化できなくなってしまうことが、パニック障害の起きる原因です。それでは、この間違えた認知の根本に…

パニック障害の認知行動療法 29

認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。パニック障害の人はパニック発作のときに「発作に支配されてしまうに違いない」、あるいは「気を失う」という認知に拘束され不安に巻き込まれ、自分を客観化できなくなってしまうことが、パニック障害の起きる…

パニック障害の認知行動療法 28

認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。 パニック障害の人はパニック発作のときに「発作に支配されてしまうに違いない」と考えたり、あるいは「気を失う」と考えてしまいます。その認知に拘束され、不安に巻き込まれます。このように自分を客観化でき…

パニック障害の認知行動療法 27

パニック障害の人は、パニック発作のときに本人は「発作に支配されてしまうに違いない」と考えて、本当にそうなってしまいます。さらに人によっては、「気を失う」と考えてしまいます。そして、その不安に巻き込まれます。結局、自分を客観化できなくなって…

パニック障害の認知行動療法 26

認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。パニック障害を含むノイローゼの人は、自分はとても危険な状況にいると感じて、かつそれを信じてしまいます。パニック発作のときに本人は、こう考えます。私は、いまとても発作を恐れている。だから、その発作…

パニック障害の認知行動療法 25

認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。パニック障害を含むノイローゼの人は、現実には根拠のない認知に支配されているのです。 その結果、現実には起きない事を、心配するのです。その理由はその人が自分はとても危険な状況にいると感じて、かつそれ…

パニック障害の認知行動療法 24

認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。そしてパニック障害を含むノイローゼの人は、現実には根拠のない認知に支配されているのです。たとえばパニック発作の起きたときに、「この発作は永久に続くかもしれない」という間違えた認知に支配されてしま…

パニック障害の認知行動療法 23

認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。そして私たちは認知によって自分自身の気持ちと、行動を決定します。パニック障害を含むノイローゼの人は、現実には根拠のない認知に支配されているのです。たとえばパニック発作の起きたときに、「この発作は…

パニック障害の認知行動療法 22

今日は、認知について述べます。 認知とは、その人のものごとの受けとめ方です。あなたが電車で足を踏まれたときに、目の不自由な人に踏まれたら、怒りませんね。それは「目の不自由な人ゆえの出来事はしょうがないことだ」という、正しい認知をしているから…

パニック障害の認知行動療法 21

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。パニック障害だけではなく、ノイローゼのメカニズムに対する理論にはさらに精神分析療法の理論、脳の代謝的な理論があります。今日は、脳の代謝的な理論を述べます。これは脳の神経のあい…

パニック障害の認知行動療法 20

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。パニック障害だけではなく、ノイローゼのメカニズムに対する理論にはさらに精神分析療法の理論、脳の代謝的な理論があります。精神分析療法の理論は、意味の深いものです。認知行動療法も…

パニック障害の認知行動療法 19

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。パニック障害だけではなく、ノイローゼのメカニズムに対する理論は、多数あります。その中で主要な理論は認知行動療法の理論、精神分析療法の理論、脳の代謝的な理論です。認知行動療法の…

パニック障害の認知行動療法 18

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。パニック障害だけではなく、ノイローゼになりやすい人は心配性です。よって誰にでもある軽い不快感、不安を無視できません。このようなこころのメカニズムに対する理論は、多数あります。…

パニック障害の認知行動療法 17

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。あるパニック障害の女性の最初のパニック発作は、夏の満員電車での軽いパニック発作からスタートしました。このようにノイローゼのパニック障害の人は最初は軽い身体的な不快感か、軽い不…

パニック障害の認知行動療法 16

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。あるパニック障害の女性の最初のパニック発作は、夏の満員電車での軽いパニック発作からスタートしました。その軽いパニック発作を、「いきなり体験」したと思い込みました。しかし、客観…