認知行動療法によるパニック障害の解決 52
パニック障害に対する認知行動療法の中で、パニック障害に特に有力な「リハーサル法」をモデルによりさらに述べます。
最終的には「リハーサル法」により、公園を1〜2時間ウォーキングできれば、この人のパニック障害は自己解決するのです。そこでカウンセラーは、「公園を1〜2時間ウォーキングしてみませんか?」と、勧めました。
その人はカウンセリングルームを出て、公園に行こうとしました。
そのときに、その人は自分自身にパニックに対する恐怖がほとんどないことに気付きました。
またカウンセリングルームが、公園の目の前にあったこともプラスに作用しました。それは考えたことが、すぐに実行できたからです。
次回に、さらに述べます。