認知行動療法によるパニック障害の解決 62

パニック障害に対する認知行動療法の中の「リハーサル法」を、スムーズにできない人には少し変更して行います。それは直接「リハーサル法」に入るのではなく、クッションを置くのです。そのクッションを置く方法を、モデルにより述べます。

椅子に座り、先ず深呼吸を5回ぐらい繰り返してください。そうやって気持ちを落ちつけると同時に、現実に心臓発作が起き始めていない事を確認します。

次は右手(利き手)を5回ぐらい、幼稚園で行うように「むすんで開いて」ください。さらに同様に左手を5回ぐらい、「むすんで開いて」ください。最後も同様に両手を5回ぐらい、「むすんで開いて」ください。

次回に、さらに述べます。