パニック障害の認知行動療法 17

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。

あるパニック障害の女性の最初のパニック発作は、夏の満員電車での軽いパニック発作からスタートしました。このようにノイローゼのパニック障害の人は最初は軽い身体的な不快感か、軽い不安からスタートします。それが悪循環に入ってしまうのです。

パニック障害だけではなく、ノイローゼになりやすい人は心配性です。その結果、誰にでもある軽い不快感、不安を無視できません。言いかえれば、「何とかなるだろう」と楽天的には考えられないのです。

次回に、さらに述べます。