パニック障害の認知行動療法 13

今日も、ノイローゼのパニック障害に対する認知行動療法を述べます。

あるパニック障害の女性の最初のパニック発作は、夏に電車の中で起こりました。
その夏の満員電車から、軽いパニック発作はスタートします。

ところがその女性は、またあんなことが起きたらどうしようと考えたのです。これは、症状のリハーサルをしてしまうことになりました。その結果、また一週間後に電車に乗っているときにパニック発作に襲われました。しかし前よりは強い思い込みのためか、強いパニック発作でした。

それからは出勤前になると、常にパニック発作のことを心配しました。それも以前同様に、症状のリハーサルをしてしまうことになりました。その結果、パニック発作は固定化してしまいました。

次回に、さらに述べます。